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カート

カートが空です

知ると、もっと欲しくなる

なぜ蓄音機には、あの「ラッパ」がついているのか

一度見たら忘れない、あの大きなラッパ。実は、ただの飾りではありません。

電気のない時代、音はどうやって大きくしていたのか

レコードに刻まれた音は、針がなぞるだけではほんのかすかな振動にすぎません。スピーカーもアンプもなかった時代、人はその小さな揺れを、部屋いっぱいに響く音楽へと変えていました。

その立役者が、あのラッパ。専門的には「ホーン」と呼ばれます。

ホーンの正体

ラッパは、電気を使わない「音の拡声器」

役割は、メガホンとまったく同じです。口元の小さな声を、広がっていく筒が前へ押し出し、遠くまで届ける。

蓄音機のラッパも、針が生んだ小さな振動を受け取り、その形だけで音を大きくしています。電源も電池もいりません。

① 針が音の溝をなぞる

レコードの表面には、音の波が細い溝として刻まれています。針がその溝を走ると、波の形そのままに細かく揺れます。

② 振動板がふるえる

針の揺れは、すぐ後ろにある薄い「振動板」へ伝わります。太鼓の皮のように、この板が空気をふるわせます。

③ ラッパが空気へ送り出す

振動板のすぐ前にあるのがラッパ。狭い入口から広い出口へ、なだらかに開く形が、ふるえを効率よく空気へと橋渡しします。

形の理由

あの「広がり」こそが、音をつくる

ラッパがゆるやかに開いていくのは、見た目のためではありません。急に広げても、まっすぐな筒のままでも、音はうまく外へ出ていきません。

少しずつ口を広げる曲線が、小さな振動を無理なく大きな空気の揺れへとつなげます。ラッパが大きく、長くなるほど、低い音までゆたかに響きやすくなります。

はじまり

エジソンの発明

「録音した音を、もう一度鳴らす」。トーマス・エジソンが世界で初めてそれを実現しました。蓄音機の原点です。

黄金時代

ラッパ式の全盛期

電気で音を増やす技術はまだありません。音を大きくする手段はラッパだけ。各家庭の音楽は、この一本のホーンから生まれていました。

転換点

電気の力が加わる

真空管を使った電気増幅が登場し、スピーカーが音を担うように。ラッパは表舞台から姿を消していきます。

再評価

デザインとして甦る

かつての機能美はいま、レトロな佇まいとして見直されています。形が語る歴史ごと、暮らしに置ける時代になりました。

この目で見ると、ラッパが違って見える

仕組みを知ったうえで、もう一度ラッパを眺めてみてください。Yuloreの蓄音機やスピーカーは、その象徴的なホーンの形を受け継ぎながら、BluetoothやFMラジオといった今の機能を備えています。

飾るだけでなく、ちゃんと鳴る。「使えるインテリア」です。

暮らしに、一台のラッパを

音を大きくするために生まれた、あの形。意味を知ったいま、ラッパはもう、ただのレトロな置物には見えないはずです。